投資実績(2号ファンド)詳細

昭和薬品化工株式会社

ビジネス概要 同社は、解熱消炎鎮痛剤「カロナール」等の後発医薬品及び歯科局所麻酔「オーラ注カートリッジ」等の歯科薬品の二つの事業により構成されており、各々の製品分野において高いシェアを有するニッチ医薬品メーカーとして高い収益力を誇っている。主力製品の「カロナール」は、厚生労働省等によるアセトアミノフェン処方推奨の動きにより大きく伸長してきた成長領域であり、今後も用法用量拡大及び適応拡大等による成長が見込まれる。
投資概要 セカンダリーバイアウト
既存株主からの株式取得
投資のテーマ アセトアミノフェンの用法用量拡大(鎮痛領域への参入)及び適応拡大(関節痛への処方拡大)を中心とした業績拡大施策の推進をサポートし、企業価値向上を図る。
EXIT概要
Exit時期
2012年6月
Exit方法
ユニゾン・キャピタル株式会社がアドバイザー等を務める投資ファンドが保有し株式会社ジーシーが優先株式を出資する買収目的会社への保有全株式のトレードセール
Exitのポイント
投資後に、カロナールの用量用法拡大を通じた鎮痛領域への展開によるトップラインの成長と原価低減・生産効率の改善等のローコストオペレーションの徹底を実現すると共に、品質管理・製造管理・コンプライアンス等のガバナンス体制を強化することで、更に高収益・高付加価値企業としての強固な基盤を確立。EXIT後は、カロナールの関節症やがん治療分野における拡販により更なる成長を実現すると共に、ジーシーとの協業により歯科分野での新たな展開を実現することで企業価値向上を図る。

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