ポラリスのESG投資と投資先での取り組み
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《ESG投資》
サステナビリティにおける企業の責任に関心が高まる今、環境・社会・ガバナンス(ESG)課題を投資運用業務に組み込むことが、中長期的な企業価値を高める上で重要であると広く認識されつつあります。ポラリスはESGを投資における機会と捉え、ESGをテーマにした投資を行っています。
ESG規程
当社は、環境・社会・ガバナンスに関する事項を投資プロセス・モニタリングプロセスに組み込み、サステナビリティの観点に基づく建設的な対話を行うとともに、長期的視点に立ったESG投資の推進を目指します。
投資におけるESGデュー・デリジェンス
ポラリスでは、投資候補先企業に対してデュー・デリジェンスを実施する際、ESGに関する諸問題をチェックリストで確認し、十分に検討・考慮しています。ESGに関する基準を満たさず改善が難しいと判断した場合は投資を見合わせ、問題が改善可能な場合は投資後の積極的なサポートと定期的なモニタリングで改善していきます。
投資先企業に対してはESGポリシーに沿った積極的な活動を求め、共にESG問題に取り組んでいます。
■デュー・デリジェンス並びにモニタリングにかかる具体的事例
ESG | 主要項目 | 具体的事例 |
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Environmental Responsibility |
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Social Responsibility |
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Corporate Governance Responsibility |
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ポラリスのESG投資事例
サステナビリティを追求する中で、ポラリスにおける知見を生かし、特に医療・福祉分野での貢献に取り組んでいます。
事例1 総合メディカル
投資時期 | 2020年3月 | 投資類型 | 非公開化/MBO |
2030年ビジョン「未来の社会、医療を支えるヘルスケア業界のフロンティアカンパニー」として、医師の働き方改革、病床再編、医療従事者のリソースの偏在/不足の問題等、社会が直面する課題に真正面から取り組み、地域全体を面で支えるソリューション提供の進化を推し進めることで医薬が連携した日本型ヘルスケアシステムの実現を目指しています。
■総合メディカルのESGへの取り組み
障がい者の雇用促進と、一人ひとりがイキイキと働ける環境づくりの取り組みが評価され、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構(福岡支部)が実施する、障害者雇用優良事業所等表彰令和5年度障がい者雇用促進大会において「障害者雇用優良事業所 機構理事長努力賞」を受賞しました。
事例2 HITOWAホールディングス
投資時期 | 2019年3月 | 投資類型 | オーナー事業承継/セカンダリーバイアウト |
「家族とくらしを支える新たな価値を創造し、『感動と満足』を提供しつづけます」という企業理念を掲げ、ハウスクリーニング、育児、介護といった家庭内で対応されていたサービスを複数提供。働き世代を元気にすることで、社会が持続的に発展する仕組みを創造しています。
■HITOWAホールディングスのESGへの取り組み
以下の6つのマテリアリティ(重要課題)を定め、グループ一体となって取り組んでいます。
- 1.いつまでも自分らしい毎日を送るためのサポート
- 2.地域社会との共生
- 3.魅力ある職場の実現
- 4.サステナブルな企業活動を支える人材育成
- 5.地球環境に負荷を掛けない企業活動の推進
- 6.持続的な企業価値向上と経営基盤の強化