投資実績(2号ファンド)詳細

日本オイルポンプ株式会社

ビジネス概要 同社は、1919年の創業以来、80年以上に渡って原動機や工作機械等の産業機械で幅広く使用されるポンプ、モーター等の油圧機器を開発・製造・販売している。特に、トロコイドポンプや燃焼ポンプの開発・生産では業界トップに位置しており、創業以来培われてきた技術開発力により、高品質を維持しながら、効率的な多品種少量生産体制を構築することで他社の追随を許さない競争力と信頼、実績を有している。
投資概要 セカンダリーバイアウト
既存株主からの株式取得
投資のテーマ 工作機械等のユーザー業界の成長がピークに差し掛かる状況にお いて、日本オイルポンプグループが市場でのプレゼンスを一層拡大し持続的な成長を実現できるよう、より強靭な経営体制構築を目指し、経営企画・管理・財務等の多面的な支援を実施。
EXIT概要
Exit時期
2013年12月
Exit方法
フランスの上場投資会社ウェンデルに対する全保有株式のトレードセール
Exitのポイント
投資後まもなくに発生したリーマン・ショックによる売上急減と事業環境変化に対応すべく、外部人材の社長登用を含めた新たな経営体制にてコスト圧縮や短納期化などのオペレーション改善に取り組む一方、業績が概ね回復した2011年11月に優先株出資受け入れによる自己株買いを実施し、投資元本の大半の回収を実現。その後も、新製品開発とグローバル展開を加速したうえで、日本オイルポンプの成長戦略を長期的な視点で支援できるフランスの上場投資会社をスポンサーとするマネジメント・バイアウトによる最終エグジットを実現。

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