投資実績(1号ファンド)詳細

トップツアー株式会社

ビジネス概要 全国、世界各地にネットワークを持ち、創業時より、団体旅行を得意分野の一つとして、学校・教育機関、企業・法人、自治体・省庁等に対する渉外営業を事業の核として展開。現在では、団体旅行営業に加え、企業のインセンティブ旅行、出張手配、旅費精算、経費管理等の出張関連業務を一括して代行するビジネストラベルマネジメント、国内外における各種会議・大会・学会・イベント事業のトータルサポート等、従来の旅行業の範疇に留まらないさまざまな取組みも一層強化している。個人旅行についても、団体旅行営業で培ったノウハウと情報力を活かして新しいテーマや顧客の多様なニーズに応えた商品企画を行い、インターネット等を通じた商品・サービスの展開を進めている。
投資概要 セカンダリーバイアウト
既存株主からの株式取得
投資のテーマ 前スポンサーの経営方針に基づいた断続的な縮小均衡施策が奏功せず業績不振が続いていたトップツアーの経営へ参画し、当社が有する事業基盤をベースとする成長ストーリーを構築し、企業価値の増大を目指す
EXIT概要
Exit時期
2013年8月
Exit方法
東武鉄道株式会社への保有全株式のトレードセール
Exitのポイント
投資後に、団体旅行を中心とした収益性の高い業種・分野特化型事業への選択と集中、営業マンの生産性改善(ナレッジ共有システム導入、モバイル化による営業効率の改善)及びローコストオペレーション(店舗軽量化、人件費の適正化等)を徹底。結果として、リーマンショック、新型インフルエンザ、東日本大震災といった近年の厳しい経営環境にも関わらず、安定的な収益基盤を構築。EXIT後は、東武鉄道の保有する東京スカイツリーをはじめとした鉄道沿線の豊富な観光資源の活用と共に、トップツアーの保有する全国に展開する事業所と海外のネットワーク、及び法人営業を中心とする専門性の高い営業の活用でのシナジー創出で、更なる企業価値の向上を図る。

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